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[1399] mizuho Level 6
戦績:48勝38敗40分 ▲ぷにぷに騎士 [バトル終了] |
| 2002/05/21(Tue) 22:26 |
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 それではおやすみなさいです。 今夜はコッソリひびぼはないとおもいますが。 最後に第五戦。長いですが。 第$ 頭の体操 四年の夏、神奈川県から実家に帰ってきたいとこは、お土産の自家製野菜と一緒にリュックからノートを取りだして、 「クイズ出していいかしら」 クイズはあまり好きではない。 それでも私たち姉妹といとことその妹、順番に解答する運びとなった。 はたして一週間後、撮ったビデオは送られてきた。 見せられない、見たくもない、見たら目がつぶれそうなビデオ。 何故、あの日に限って、じっくり考えれないほど暑かったのだろう。 タダでさえ暑いのに、なぜクーラーがかかっていなかったのだろう。 「すごい、解答欄に悪い例がかいてある」 この直後、妹がメガトンパンチを食らったのは言うまでもない。 「おまえこそなんだっ。この悪い解答例!」 口だけ秀才妹は、いとこ姉妹にはさまれて、ピースマークなんぞしておりました。 見苦しい。 「もう一生、クイズなんかゴメンだっ」 「違う、問題はクイズじゃなくて、己の脳みそ」 「何とかして学力アップだっ」 考えた末、いいことを思いついた。 三年の頃、近所にMちゃんという子がいた。 テスト勉強なんかで必死に悩んでいてのだが、しばらく見ないなと思っているうちに学力アップしていた。 「頭の体操をやってよくなったの」 Mちゃんはニッコリ笑ってそういった・・と友人から聞いた。 私の家の近くに、書店がある。 隣はケーキ・アイスの店で、私もよくココで立ち読み後のアイスを買ったのである。 あそこにたしか、「頭の体操 四年生」という名目の本があったはずだ。 店員さんに聞くまでもなく、目に付きやすい棚に目に付きやすい銀色の表紙。 「むずい!」 何を隠そう、口だけ秀才姉は、パズルが大の苦手。 IQテストの問題を想像してください。 前から学校の宿題などで、どれだけ苦労しただろう。 えいっとやってしまおうとしたが、生産された物は消しゴムのかすのみ、あいかわらず回答欄は空白。 「悪い回答例!」 妹の叱咤により、どうにかこうにか完了。協力ありがとう。 一冊目終了。何ら効果はない。 Mちゃんは半年以上続けたと聞いた。 こんなもんじゃまだまだ。 にさつめがそろそろ終わるという頃、うちにクラスメートのKちゃんがきた。 普段は近所の公園で遊ぶのだが、たまたまというべきか。 当然、目に付きやすい銀色の表紙は、めざといKちゃんに発見された。 「ぶわーっはっはっは」 Kちゃん、大爆笑。 ひーっひっひっと笑いたいらしいが、声にならない。 「こっ、こんなもんのんでんのか、ひー」 涙流して笑うか、怒るぞいいかげんに。 ひとしきり笑った後は、一冊いくらだ、効果あったのか、の質問責め。 答えていくうちに不安になる。 その日のうちに友人に電話。 「ああ、Mちゃんね、半年くらい続けたっていったかしら、それでも効果なかったから学習塾に通って、半年で頭よくなった、って ことらあしいわよ」 ガーン、ガーン、ガーン。 だけど不幸中の幸いと言うべきでしょうか、おかげさまで口だけ秀才姉はパズルがすごく上手になりました。 なので、本当の学力アップパズルを、大口を開けて待っています。
#s ●●●●●○○○○○ ○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○ 話。
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